2021年10月13日
10月9日(土)に、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが参画している「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP/ジーシップ)」ならびに、「海洋ごみ問題ジブンゴト化プロジェクトin広島」の一環として行われた広島県の宮島包ヶ浦自然公園の清掃活動に、当社執行役員荷堂真紀、他社員が参加しました。
海洋プラスチックごみによる環境汚染が世界的な問題となっているなか、県民及び事業団体と一緒になって瀬戸内エリアの課題解決に向けた取り組みを進められるように、令和3年6月23日に設立されました。
地方における新しい官民連携組織体として、企業や関係団体,行政等の幅広い関係主体が連携・協働することで,海洋プラスチックごみに係る課題解決に向けた取組を検討、実施を行っています。
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日本財団「海と日本プロジェクト」が「CHANGE FOR THE BLUE」の一環として設立したものです。「海洋ごみ問題ジブンゴト化プロジェクトin広島」は地元の美しい瀬戸内海を未来に残すため、広島県内でごみ拾い活動など環境に関する活動を積極的に実施しています。
※詳しくはこちら 海洋ごみ問題ジブンゴト化プロジェクトin広島 | RCCテレビ
当日はお天気のなか109人が参加しました。検温や手の消毒を実施後、清掃を開始。宮島包ヶ浦自然公園には漁業系のごみや、発泡スチロールといったごみが多く見受けられ、今回の活動で63キログラムのごみが回収されました。
その後は実際に、ごみの分別と重量の測定が行われ、参加者からは「分別次第では資源になるものもあることがわかった。分別意識について改めて考えさせられた」という声や、「たった1時間の活動でこれだけの量が集まると思うと、改めてごみ問題の重大さに気づかされた」などの声が聞かれました。
日ごろから地域のみなさまとともにさまざまな活動をさせていただいているここ広島は、当社の広島工場や、レッドスパークスホッケー部の所在地でもあり、また、私のふるさと(生まれ故郷)でもあります。
今回、ふるさとの自然に触れながら清掃活動に参加できたことで、改めてこの自然の美しさを後世に残していきたいと感じました。
環境負荷軽減のため、ザ コカ・コーラ カンパニーが2018年に「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現をグローバル目標として掲げ、これを達成するために日本のコカ・コーラシステムは、同年1月に「容器の2030年ビジョン」を設定しました。ここ数年でSDGsという言葉も随分と認知されましたが、ゴールまで10年を切った今、SDGsの達成に取り組むことは「流行りもの」ではなく、地球に住み続ける一市民として果たすべき責任だと考えます。
日頃よりビジネスを通じてお世話になっている地域のみなさまとともに、このような活動に参加させていただき、改めて、社業を通じての課題解決への取り組みはもちろん、地域社会の一員として地域に根差した取り組みで地域に貢献することはとても大切なことだと実感しました。今後より一層「パートナー」と連携し、廃棄物ゼロ社会の実現に邁進していきたいと思います。
ザ コカ・コーラ カンパニーは2018年に環境負荷軽減のため、「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現をグローバル目標として掲げました。これを達成するために日本のコカ・コーラシステムは、同年1月に「容器の2030年ビジョン」を設定し、2019年7月にはこれを更新して従来の目標達成を前倒しする新たな目標を発表しました。
また、日本のコカ・コーラシステムでは、グローバル目標に基づき、容器由来の廃棄物の問題解決のため、「設計」「回収」「パートナー」の3つの柱からなる「容器の2030年ビジョン」の活動に取り組んでいます。「ボトルtoボトル」の推進などを通じ、2030年までにすべてのPETボトルを100%サスティナブル素材に切り替えることなど、目標の実現に向けて着実に取り組んでいます。詳しくはこちら
当社は地域社会や業界、行政などあらゆるステークホルダーとの協働を通して、より着実な容器回収・リサイクルスキームの構築と、その維持に取り組んでいます。
資源を持続可能な方法で利用するためにも、ごみを海に流出させないことはもちろんのこと、飲料の容器は「ごみではなく資源」「飲んだ後はリサイクル」を合言葉に、身近な飲料を通じてサスティナブル活動に一緒に取り組んでいきましょう。