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コカ・コーラ ボトラーズジャパンとファミリーマートの両社社員が、製造工場周辺エリアの清掃で協働

2024年10月18日

コカ・コーラ ボトラーズジャパンとファミリーマートは、2024年10月16日(水)に両社の社員約50人が参加し、神奈川県海老名市でペットボトルなどのポイ捨てごみの清掃活動を行いました。収集したゴミの計量や、自動販売機横のリサイクルボックスおよびファミリーマート店舗のペットボトル回収ボックスの投入物における異物の混入状況などの分析調査も行い、効率的で品質の高いペットボトルのリサイクルを行うための今後について確認しました。

両社社員50名が、「ファミマル」の玄米茶を製造するコカ・コーラ ボトラーズジャパン海老名工場周辺を清掃

今回、清掃活動の場所となったのは、コカ・コーラ ボトラーズジャパン海老名工場(神奈川県海老名市)と近隣のファミリーマート店舗の周辺エリア。ファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」のペットボトル飲料「ファミマル 茶流彩彩 玄米茶 600ml」を、コカ・コーラ ボトラーズジャパン海老名工場で製造していることから、この場所が清掃活動の場所として選ばれました。

ファミマル 茶流彩彩 玄米茶 600ml

「ファミマル 茶流彩彩 玄米茶 600ml」は、使用済みペットボトルを100%使用した、水平リサイクル「ボトルtoボトル」のリサイクルペットボトルを使用しています。この「ボトルtoボトル」を効率的に推進するためには、飲み残しなどがない、きれいな状態の使用済みペットボトルを回収することが重要となります。街中で排出された使用済みペットボトルを「きれいな状態」で回収するというのは近年の大切な課題となっています。

例えば、きれいな使用済みペットボトルがリサイクルボックスに投入されても、ペットボトル以外の異物や、汚れたペットボトルが同じボックスに投入されると、その汚れが他のペットボトルに広がってしまいます。そのため、せっかく回収したペットボトルが水平リサイクルに活用できなくなってしまうということがあります。

そのような「ボトルtoボトル」の効率を下げる原因となる「ゴミ・異物」の実態を把握するため、清掃に加え、周辺のファミリーマート2店舗のペットボトル回収袋、コカ・コーラ社の自動販売機横にあるリサイクルボックス3台に投入された内容物の組成分析(ゴミの内容調査)も行いました。

1時間で収集したゴミの中は、約16キロ。異物混入なしに見えるリサイクルボックスも調べてみると飲み残しのペットボトルが。

当日は、2つのチームに分かれ、ファミリーマート海老名上河内店とファミリーマート海老名運動公園前店をそれぞれ経由するルートで、清掃活動を行いました。ペットボトル、缶など、飲料容器も目立ち、多くは道路わきの草むらなど目につきにくい所に捨てられていました。

ゴミの収集の計量に加え、清掃ルート上にあるファミリーマート2店舗のペットボトルの回収袋と、コカ・コーラ社自販機横のリサイクルボックス3台に投入された内容物の組成分析を行い、異物混入の実態を把握しました。

この日、収集したゴミの量は、約16キロ。ペットボトルは投棄されてから時間が経っており、このような汚れた状態ではリサイクルには活用できないことを確認しました。

店舗のペットボトル回収袋は、一見したところ、異物の混入はほとんどないようでした。ただ、広げて確認してみると、投入された約100本のうち、約1/4に飲み残しと異物が入っていることが確認されました。

自販機横のリサイクルボックスには、少量ですが、ペットボトル・缶以外の異物の投入を確認しました。資源を回収するためのリサイクルボックスではなく、「ゴミ箱」として認識されていることがうかがえました。

今回収集したゴミ、店舗のペットボトル回収袋、自動販売機横リサイクルボックスの投入物の組成分析の結果は、効率的で品質の高いペットボトルのリサイクルを行うための今後の施策検討に活用します。

今後も、ペットボトルをはじめとする、飲料容器を「ゴミ」ではなく、「資源」として活用し、容器由来の廃棄物削減に両社で取り組んでまいります。

【開催概要】

●日時

2024年10月16日(水)9時30分~13時00分

●場所

コカ・コーラ ボトラーズジャパン海老名工場(神奈川県海老名市)とその近隣ファミリーマートの周辺エリア

●参加人数

両社の社員合計50人

●主な内容

・周辺エリアの清掃活動
・収集・回収したゴミの組成分析(ゴミの内容調査)
・分析を通じたより効率的で品質の高いリサイクルの検討
など

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