コーポレートブログ

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新しい生活様式での熱中症対策への取り組み

2021年8月31日

 

厳しい暑さが続く中、新型コロナウイルス感染症予防のためマスクを着用することにより、今まで以上に熱中症対策が重要視されています。熱中症の発生場所は、住居が3~4割※と最も多いことから、のどの渇きを感じにくく、水分補給の回数が減りがちな在宅時間も注意が必要です。
※出典:熱中症による搬送状況(消防庁)

 

正しく知っていますか?熱中症

私たちの体は約60%が水分で出来ており、その水分は体温調節に重要な働きをしています。そのため、暑い環境の中で体内の水分が不足すると、体温調整が困難になり、めまいや頭痛、気分が悪くなったりします。これが熱中症です。

 

水分補給は水だけでなく、「水+適度なミネラル」が重要!

私たちの体の中には水だけでなく「塩分(ナトリウム)」が含まれているため、身体から失った水分を補給するためには適度な塩分が含まれている飲料が必要になります。

熱中症対策にはミネラルを含む「アクエリアス」がおすすめ

熱中症対策飲料売上No.1※1のスポーツ飲料「アクエリアス」は、実証動画などを通して、熱中症対策には欠かせない水分補給を呼び掛ける啓発活動を行っています。
(詳しくはこちら ※日本コカ・コーラ株式会社)
※1 熱中症対策飲料市場における2019年度のブランド別売上実績(TPCマーケティングリサーチ(株)調べ)

当社では、製品と一緒にポスターを掲示し、水分補給の重要性をお伝えできるよう売り場づくりを展開しています。

【当社が進める熱中症対策への取り組み】

当社は、清涼飲料を製造・販売する私たちだからできる活動に取り組むことで、お客さまや地域との絆を深め、ともに発展する関係を築いています。

① 水分補給セミナーの開催


セミナーの様子

近年増加している熱中症の予防啓発のため、当社は学校や各種団体・企業のみなさまを対象に水分補給セミナーを実施しています。当セミナーでは、日常生活やさまざまなシーンにおける正しい水分補給の方法、水分とミネラルの補給の重要性や熱中症対策のポイントなどをわかりやすくお伝えしています。
2019年は各地で38回のセミナーを実施し、約6,100人の方々にご参加いただきました。


2021年開催オンラインセミナーの様子

2020年以降はWeb会議システムを活用したオンラインセミナーを開催しており、遠隔でもより多くのみなさまへお伝えすることで、熱中症の予防に貢献できるよう取り組んでいます。

➁水分補給を目的として自動販売機を設置


藤井寺市立第三中学校に設置した自動販売機

今年6月、大阪府藤井寺市の公立中学校2校に水分補給を目的として自動販売機を設置しました。今回の取り組みは2020年10月に当社と藤井寺市が締結した包括連携協定の一環で、保護者や生徒から「特に部活動などを行う生徒にとっては多くの水分の摂取が必要であり、水筒を持参することが負担になっている」という意見があり、自動販売機の設置が実現しました。(詳しくはこちら

 

【当社が進める熱中症対策への取り組み(社内)】

当社は、販売エリア1都2府35県で約70万台の自動販売機を展開しています。そのなかでも自社管理する自動販売機への製品補充やメンテナンス、ルートカーからの製品の積み下ろしなど、屋外での作業に従事する社員が安全に働くことができる環境づくりを進めています。

① サマースタイル

自動販売機のオペレーションスタッフは、熱中症対策として、今年から夏仕様の「サマースタイル」を着用することとなりました。従来のユニフォームは、長袖/半袖シャツにパンツ、冬はこれにブルゾンが加わるものでしたが、新たに登場した「サマースタイル」は、ポロシャツ、ハーフパンツ、アシストタイツの3点セット。担当者は、気候に応じて、いずれかを着用します。(詳しくはこちら

➁ルートカーのステッカー

ルートカーのドライバーの熱中症対策として、社員が健康と安全を第一に屋外作業ができるよう、「周囲との距離を十分に確保した上でマスクを外すことがある」旨を記載したステッカーを車の横に貼っています。その他、各拠点では、塩飴や冷却タオルなども配布しています。

 

熱中症は予防が非常に大事です。水分補給と熱中症に関する正しい知識を身に着け、ご自身また、ご家族の体を守るための熱中症対策を意識して行っていきましょう。

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