2021年6月7日
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、当社小松工場 (愛媛県西条市小松町)にアルコール製品製造ラインを新設し、5月26日より稼働を開始しました。
小松工場は、アルコール製品を製造する当社自社工場として埼玉工場(埼玉県比企郡吉見町)、京都工場(京都府久世郡久御山町)に次ぐ3工場目となり、主に西日本エリアの製造供給を担います。新設したアルコール製品の製造設備(2021年4月酒類製造免許取得)は、350ml缶の製品を年間8,400万本(350万ケース)製造する能力を有します。
これまでにアルコール製品製造ラインの導入を行ってきた埼玉、京都各工場のノウハウを活かすことで、小松工場でもライン稼働をスタートさせることができました。
【小松工場 アルコール製品製造ライン概要】
■工 場 名:コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 小松工場
■所 在 地:愛媛県西条市小松町妙口甲806番地1
■名 称:6号ライン
■稼働開始:2021年5月26日
■製造能力:1分間に1,000本(350ml缶)
■製造品目:「檸檬堂」5種類
(はちみつレモン3%、定番レモン5%、塩レモン7%、鬼レモン9%、カミソリレモン9%無糖)
■投 資 額:約8億3千万円
※「アルコール製品製造ラインを稼働開始」の詳細につきましてはニュースリリースをご参照ください。
■西条市と小松工場
小松工場がある西条市は、愛媛県東部に位置し、南に西日本最高峰の石鎚山、北は瀬戸内海という、山と海に囲まれた自然ゆたかで風光明媚な町です。
西条市には、「うちぬき」と呼ばれる良質な自噴水が市内の各所で湧き出しています。15~20メートルの鉄パイプを打ち込むだけで、良質かつ豊富な地下水が自然に湧き出してくることから「水の都」とも呼ばれています。この地下水は、飲料水としての利用はもちろん、西条市において数々の利水産業の興隆を促してきています。1970年からこの地でコカ・コーラ社製品を作り続けてきた小松工場もまたその恩恵を受けてきた事業所のひとつです。
また、江戸時代から続く西条祭りも魅力のひとつです。その数日本一ともいわれる約150台の豪華絢爛な、だんじり、みこし、太鼓台が市内を巡り奉納される例祭には、多くの市民が参加するため、学校や会社が休業するほどです。もちろん当社の従業員も例外ではないようです。
わたしたちはこの「水の都」西条市で、これからもお客さまの需要に対応できる製造供給体制を確立させ、引き続き地域のみなさまへ安全・安心なコカ・コーラ社製品をお届けしてまいります。
※西条市の情報はこちら(西条市観光情報ホームページ)https://www.city.saijo.ehime.jp/life/3/