2025年1月30日
コカ·コーラ ボトラーズジャパンは、水資源保全活動の一環として、環境保全や生物多様性保全の重要性について、体験を通じて学ぶイベント、コカ·コーラ「森に学ぼう」プロジェクトを17の工場周辺流域で展開しています。
「森に学ぼう」プロジェクトでは、社員をはじめ、社員の家族、地域社会の方々などに、森や生きものと触れ合う機会を提供しています。実際に植林に挑戦したり、間伐や丸太切りを体験したり、木工作に取り組んだり。こうした機会を通じて、森林保全の重要性、持続可能な森林資源の活用、森の生態系の保全をについて学び、参加者にとって、このイベントが、環境保全への意識を高めるきっかけになればと考えています。
2024年は、東京都八王子市で初開催したほか、愛媛県西条市、宮崎県えびの市、山梨県北杜市、茨城県石岡市、京都府宇治田原市、佐賀県基山町、兵庫県明石市の8会場で実施し、延べ590名の方々にご参加いただきました。
2024年6月21日、当社多摩工場の周辺流域、八王子市で初開催となりました。八王子市と締結した協定( https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=1425 )に基づくもので、同市上川町の「上川の里特別緑地保全地区」で開催しました。当日参加したのは、当社社員、日本コカ·コーラ社員など75名。間伐や地ごしらえ、枝打ちといった森林整備作業を体験する予定でしたが、残念ながら大雨のため、屋内での間伐材を使った木工作(コースターづくり)や、年間の森林整備を委託しているNPO法人 森のライフスタイル研究所が講師となった、水資源保全に関する講座等で森林の役割について学んでいただきました。
小松工場および周辺オフィスの社員とご家族など22名が参加し、愛媛県の石鎚山ふもとにある「石鎚ふれあいの里」にて、間伐材を使ったキーホルダー制作や、里山の食材を使ったピザづくり、里山のいきものを探すフィールドビンゴなどを行いました。
えびの工場および周辺オフィスの社員とご家族、えびの市民のみなさまなど131名が参加し、タケノコ収穫やチェーンソーによる丸太輪切り体験、林業重機操作体験を行いました。
白州工場および周辺オフィスの社員とご家族、北杜市民のみなさまなど、56名が参加し、枝打ちや土留めづくりを体験したほか、間伐材を活用したバードコールづくりにチャレンジしました。バードコールは、鳥の鳴き声に似た音を出す道具で、ブナ、ケヤキ、ナラ、サクラなどの木片に穴をあけ、穴にねじ込んだボルトを回すと、金属と木がこすれあって「キュッキュ」という小鳥のさえずりに似た音がでます。作ったバードコールをみんなで鳴らし、鳥の鳴き返しを楽しんでいただきました。
茨城工場および周辺オフィスの社員とご家族、石岡市民のみなさまなど、111名が参加し、間伐や丸太切りなどの林業体験、しいたけ採りや木工作などを行いました。木工作では、ブックシェルフと箸を作りました。また、最新のVRシミュレーターを使った、伐倒の疑似体験もお楽しみいただきました。
京都工場および周辺オフィスの社員とご家族など、47名が参加し、間伐や下草刈りなどの林業体験を行いました。木工作では、間伐材を使った椅子の制作に取り組みました。焼きゴテで、好きな模様の焼き印をつけ、自分だけのオリジナルの椅子づくりを楽しんだほか、お昼には開催地である宇治田原町の特産しいたけのBBQも振舞い、森の恵みを味わっていただきました。
基山工場、鳥栖工場および周辺オフィスの社員とご家族、基山町民のみなさまなど79名が参加し、枝打ちなどの林業体験や、木工作などを行いました。会場となったのは、基山草スキー場。近くには、基肄城(きいじょう)跡もあり、休憩の合間には、草スキーや歴史散策をお楽しみいただきました。
明石工場および周辺オフィスの社員とご家族、丹波篠山市民のみなさまなど69名が参加し、間伐した木をある程度の長さに輪切りにする玉切り作業を行いました。
森林組合の方がチェーンソーで切り込みを入れ、目的の方向に傾けながら、滑車とロープで参加者が引っ張り、木を倒します。倒した木を参加者が手ノコで玉切りし、ヘラを使って皮をむくという作業も行いました。午後は、森にある枝やツル、木の実を使ったクリスマスリースづくりをお楽しみいただきました。
当社はこれからも、各地で「森に学ぼう」プロジェクトを展開していきます。この活動を通じてたくさんの方々と出会い、ともに学び合うことが、地域社会のより良い未来につながると信じています。
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