2021年12月28日
みなさんは、「プロギング」という名前を聞いてすぐに何のことかわかりますか?ご存じという方は環境や健康のことを日頃から意識されている方だと思います。
「プロギング」は、PlockaUpp(ゴミ拾い)とJogingg(ジョギング)をかけ合わせた造語で、走りながらゴミを拾うことで、健康増進だけではなく、町をきれいにして社会貢献にも繋げることができるというスウェーデン発祥の新スポーツです。
11月23日(火)文化の日の祝日、道後温泉、松山城、坂の上の雲ミュージアムなどが有名な愛媛県松山市において、同市に本店を置く株式会社伊予銀行主催の「プロギング」イベントに、当社もコラボ企業として参加いたしました。
今回が2回目の開催というこのイベントは、地域の美しい海や川、町を守るため、愛媛県で「プロギング」を流行させる火付け役として、持続可能な地域づくりに貢献されている伊予銀行より、当社が推進しているPETボトルリサイクルの取り組み「ボトルtoボトル」などを、参加者のみなさんへ説明することで、さらに「リサイクル」についての知見を深める機会にしたいという要望をうけて実現しました。
午前8時、スタート前に、当社ベンディング西四国支店長 高田から当社のリサイクルへの取り組みを紹介させていただきました。そのなかで、みなさんがこの後回収してくるゴミの中にもあるPETボトルは、ゴミではなく資源であり、自動販売機横の空容器回収ボックスや、家庭で分別し捨ていただくことで新たなPETボトルに生まれ変われる「ボトルtoボトル」の仕組みを説明。また「コカ・コーラ」や「い・ろ・は・す 天然水ラベルレス」を例に100%リサイクルPETボトルやラベルレス製品がすでに身近な製品に生まれ変わっていることも紹介させていただきました。
いよいよ始まったプロギング。参加したメンバーは、伊予銀行本店前から思い思いのコースへ向かってスタート。本格的なランニングスタイルから軽いジョギングやウォーキングの方まで、それぞれ自分の体力に合わせたスタイルで早朝の松山市街へ向かっていきました。
普段あまり訪れる機会がない早朝の繁華街の景色はとても新鮮でしたが、足元や植え込みに目を凝らしてみると、そこには空き缶やペットボトルが、歩道にはタバコの吸い殻などが捨てられており、それらをしっかりとPlockaUpp(ゴミ拾い)しました。
約1時間のプロギングを終えて、みなさんが集めてきたゴミの量は大きな袋で3袋余りという結果でした。あまり捨てられていないように見えても、これだけのゴミがあることが分りました。今回のイベントを通して初めて「プロギング」を体験することや、みなさんにPETボトルは資源であることや、分別回収をしていただくことの重要性もお伝えできるいい機会になりました。終了後、お土産に「コカ・コーラ」と「い・ろ・は・す 天然水ラベルレス」をお配りして無事役割を終えることができました。
当社は、本業を通じて地域が抱える課題を解決するため、共創価値(Creating Shared Value:CSV)に取り組み、これからもあらゆるパートナーのみなさまと連携をはかってまいります。