コーポレートブログ

コーポレートブログ

「健康づくり」のきっかけは社員考案の企画と自社開発アプリから ~コカ・コーラ ボトラーズジャパンのSawayaka ウォーク企画とは~

2021年11月9日

 

みなさんはご自身が1日何歩くらい歩いているか気にされたことはありますか。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、社員自らが活動的かつ健康的なライフスタイルを送り、安心して、楽しく働くことが大前提であると考え、健康経営を推進しています。
※詳しくはこちら

そこで私たちは、健康について考えてはいるものの何をするか、そしてそれを習慣化させることは難しかったりする社員に、健康づくりのきっかけを提供するための企画「Sawayaka ウォーク」を実施しています。今回は当企画の内容やアプリ開発についてのエピソードをご紹介します。

身近なウォーキングに着目、健康づくりを提案

2020年初め頃、健康安全推進課では社員が日常的に健康づくりに取り組むイベントを検討し、身近に取り入れることができるウォーキングを利用したイベントの企画を考えていました。
個人だけではなくチームで取り組んだ方が、みんなで楽しく参加できるのではと考えていた矢先、コロナ禍に突入。結果的に、この企画は個々の健康づくりだけでなく、離れていてもみんなで同じ目標を共有できるチームビルディングの役割も果たすことになりました。

それぞれのスマートフォンで実績管理ができるアプリを自社開発!

当社内にはビジネスシステム部の中に、業務の効率化を担うためのアプリ開発等を行うチームがあります。健康安全推進課より依頼を受け、アプリケーションの開発に着手したメンバーたち。まずはアプリの実用化を目指し、3か月ほどでリリースすることができました。

開発チームの田中さん、李さんは「機能、デザイン、管理方法など設計から実装に至るまで、1つ1つをベストな状態に持っていくまでは大変だったものの、社内チームで構成されたプロジェクトではコミュニケーションが円滑に進んだ」といいます。

開発チームのメンバー 左:田中さん、右:李さん

ついにイベント開始!1回目はウォーキングが日常化しているメンバーが有利な結果に

1回目は2020年12月中旬~2021年1月末に実施され、参加者は約3,500人。1日1万歩を目標にイベント期間中の累計歩数を、個人の部門と団体の部門で競う設定を行いました。
実施後、参加者からは「ウォーキングの習慣化につながった」「チームでの参加がモチベーションにつながった」という声がある一方で、参加者の歩数に開きがあることが分かりました。

2回目に向け、アプリも改良。歩くことだけではない楽しみを追加し、参加者も増加。

そこで累計歩数でプライズ等を用意した1回目から、2回目以降は大幅に内容を変更。早速、アプリも大幅なアップデートを急ピッチで進めました。目標の設定も参加する社員が取り組みやすいように、6千歩を最低ラインに設定したり、歩けない日があっても歩数の記録に大きく差が開かないように、累計歩数でなく平均歩数で数値化されるようアプリを改良しました。社内で実際に利用している社員の声が聞けるため、開発チームもより良いものをというモチベーションにつながりました。

また歩くだけではなく、歩いている風景を写真に撮って社内SNS(Yammer)に投稿をする「#Sawayaka フォトコンテスト」や、社内コミュニケーションツールの1つである「Thank youバッジ」※に、「健康増進」バッジを新設し、ウォーキングを通じて、同僚、上司、部下の健康と安全の確認やお互いの歩数を称賛しあう活動に活用しました。結果、歩数だけではない楽しみ方を提供したことで、参加者も大幅に増えました。
※詳しくはこちら


Thank youバッジに追加された「健康増進」バッジ

フォトコンテストの写真

3回目~4回目と回を重ねるごとにウォーキングが習慣化していることを実感できるイベントに

10月より始まった本年度4回目の開催では過去最高の参加者がチャレンジ。このイベントを通じて歩くことが習慣化されたと実感する参加者に、さらに健康について関心を持ってもらいたいと、体重や腹囲、血圧、体脂肪など自身が気になる項目を食事とともに管理する「ウェルネスチェック」も同時に開始しました。歩くことから健康を意識する企画が社内に根付き、そこからさまざまな生活シーンで健康を意識する社員が増えています。

社員の健康が第一。今後も社員のためになる企画やアプリ開発を推進


健康安全推進課 広瀬さん

このイベントの企画を担当した人事・総務部 健康安全推進課の広瀬さんが別の部署にいたときに採用されたアプリ開発チームの李さん。入社前から面識があった2人は、李さんの入社後このように同じ目標に向かって仕事をできたことに達成感もひとしおだったとか。

当社は社員の健康のために、そして社員が利用しやすい環境を提供できるように、今後もいろいろな企画やアプリ開発にチャレンジをしていきます。

関連記事