森に学ぼう

環境教育プログラム

コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクト

私たちのビジネスにとって大切な原材料の1つである「水」を育むため、全17工場の周辺流域にて水源涵養活動を推進しています。
各地の工場周辺流域は、水を貯える機能のほか、動植物の生息・生育地として大切な役割を担っています。私たちはこの各工場周辺流域にて、地域のみなさまと社員がともに、かけがえのない水の大切さと地域ごとの生物多様性の保全について学ぶコカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトに取り組んでいます。

田植えをしている様子
土を耕している様子
柵の点検をしている様子
製造工場 開催場所 プロジェクト名
蔵王工場 宮城県刈田郡蔵王町 「森に学ぼう」in宮城ざおう開催の様子
岩槻工場 群馬県利根郡片品村 「森に学ぼう」in群馬かたしな
茨城工場 茨城県石岡市 「森に学ぼう」in茨城いしおか開催の様子
埼玉工場 埼玉県比企郡吉見町 「森に学ぼう」in埼玉よしみ開催の様子
多摩工場 東京都八王子市 「森に学ぼう」in東京はちおうじ開催の様子
海老名工場 神奈川県厚木市 「森に学ぼう」in神奈川あつぎ開催の様子
白州工場 山梨県北杜市白州町 「森に学ぼう」in山梨はくしゅう開催の様子
東海工場 岐阜県恵那市 「森に学ぼう」in岐阜えななかのほう開催の様子
京都工場 京都府綴喜郡宇治田原町 「森に学ぼう」in京都うじたわら開催の様子
明石工場 兵庫県丹波篠山市 「森に学ぼう」in兵庫たんばささやま開催の様子
大山工場 鳥取県西伯郡伯耆町 「森に学ぼう」in鳥取ほうき開催の様子
広島工場 広島県三原市 「森に学ぼう」in広島みはら開催の様子
小松工場 愛媛県西条市 「森に学ぼう」in愛媛さいじょう開催の様子
鳥栖工場/基山工場 佐賀県鳥栖市 「森に学ぼう」in佐賀とす・きやま開催の様子
熊本工場 熊本県阿蘇市 「森に学ぼう」in熊本あそ開催の様子
えびの工場 宮崎県えびの市 「森に学ぼう」in宮崎えびの開催の様子

取り組み紹介動画

森に学ぼう in えびの

森に学ぼう in 宮城ざおう

森に学ぼう in 岐阜えななかのほう

熊本工場の水源域「阿蘇草原」維持活動の取り組み

CCBJIは、熊本県が創設した阿蘇の草原維持活動に積極的な企業・団体を認証する「阿蘇草原応援企業サポーター認証制度」の初回認定企業に選定されました。2021年11月、熊本県庁において県知事より熊本工場長へ認定証が交付されました。

認定証交付(右:蒲島 郁夫 熊本県知事)
認定証 阿蘇草原応援企業サポーターの認定イラスト

私たちは2011年より、草原面積の減少、再生事業に関わる人手不足や高齢化という社会課題解決に向け、阿蘇の草原環境の保全・再生活動を行う「阿蘇草原再生協議会」に賛同し、長年にわたり同協議会に対して寄付や社員による野焼きボランティアへの活動支援を継続しています。
野焼きは、草原の再生維持だけでなく、草原保水(涵養)機能、草原景観維持、害虫駆除、草原に生息する絶滅危惧種の生態系保全にも、大きく寄与しています。阿蘇地域にはハナシノブなどの56種類の絶滅危惧種を含む希少な動植物が生育しており、草原再生への取り組みを支援することでこれらの多様な生物の保護にもつながっています。

野焼きの様子(社員ボランティア)
野焼きの様子

環境に関する基本原則

私たちは、事業活動に欠かせない水を含めた自然資源を有効活用し、地球環境を持続可能な形で次の世代へ引き継いでいくことを重要な使命と捉えています。 そのために、環境負荷の低減と事業の成長を両立するイノベーションにより地球環境の保全を進め、地域社会における自然環境の保護と環境啓発を通じて、地域社会との共創価値(CSV)を実現します。

環境に関するポリシー

私たちは、環境に関する以下のポリシーに基づいて事業活動を行います。

  1. 環境負荷の低減

    製品のライフサイクル、すなわち原材料の調達から生産・物流・保管・販売・回収やリサイクルを通じて環境負荷の低減を図ります。また、新製品の開発やサービスの導入、サプライヤーの選定等においても、環境負荷を考慮します。

  2. 水資源の保護

    豊かな水資源を次世代へ引き継ぐため、製造に使用する水の削減や適切な処理に努め、さらに地域社会との協働を通じた水資源保全に取り組みます。

  3. 気候変動の緩和

    気候変動の緩和に貢献するとともに、私たちの事業の持続的な成長につなげるため、事業全体にわたる温室効果ガス排出量を削減する施策に取り組みます。

  4. 資源の効率的利用

    資源が持続的に循環する社会を実現し、水やエネルギーなどを効率的に利用するため、適切な経営資源を投入します。

  5. 食品ロス、廃棄の削減

    生産の最適化に向けた社員教育を行い、サプライチェーンパートナーとも緊密に協力して、食品廃棄の総量削減に努めます。カスタマーに製品の保管手順と鮮度ルールを提供し、消費者に賞味期限を表示する方法に関し業界団体や同業者と協働します。
    消費者のニーズに合わせて、さまざまなサイズの製品を提供します。
    私たちは、顧客、ビジネスパートナー、業界団体、規制当局、学界、NPO、およびコミュニティと協力して、食品ロスの有効利用を目的としたプログラムをサポートします。また、彼らと協働して食品ロスを防ぎ、バリューチェーンにおける食品ロスと廃棄物の量を減らすのに役立つ革新的なソリューションを特定し実現に努めます。

  6. 自然生息地、生物多様性、生態系の保全

    自然生息地を特定し、保護します。生態系は、新たな生産により改変または破壊されることはありません。
    私たちは、自然生息地、保護地域、生物多様性の保護および促進に努め、長期的な気候ストレス要因に対する復元力を培うアプローチを通じて可能な限り生態系の復元に努めます。

  7. コミュニケーション

    地域社会をはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションを重視し、それぞれのニーズに応えることを目指し、常に周りから信頼され期待を上回る企業として行動します。

  8. 環境啓発

    地域の方々、そして私たちの事業活動に関わるすべての人の環境意識を向上するため、さまざまな教育・活動の機会を提供します。また、環境保全や清掃活動等にも積極的に参加します。

  9. 環境パフォーマンスの向上

    常に先を見据え、環境目標を定期的かつ必要に応じて見直し、環境パフォーマンスの継続的向上に取り組みます。

  10. 法令遵守

    法令・協定の遵守はもとより、The Coca-Cola Companyの求める、より厳しい自主基準を遵守します。

  11. 付則

    このポリシーは2018年1月1日から制定実施します。
    (2021年6月改定)