パラアスリート選手や障がい者の活躍を支援!
日本体育大学と「障がい者支援に関する包括協定書」調印式を開催しました

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、2019年11月27日(水)に学校法人日本体育大学と「障がい者支援に関する包括協定書」調印式を日体大・世田谷キャンパスにて開催しました。

本協定は、当社と日本体育大学が相互に連携・協力して、在学するパラアスリート選手およびデフアスリート選手や障がい者を支援し、活躍の推進を目的としています。

【企業と大学の枠組みを超えた協定締結の背景】

当社は、ダイバーシティ・アンド・インクルージョンの推進を重要な経営戦略のひとつと位置づけ、障がい者の活躍推進について複数の施策を実行しています。当社には現在、4名の障がい者アスリートが社員として、業務と競技活動に励んでおり、障がいを乗り越えて競技にチャレンジする姿は、広く社員に勇気と感動を与えています。今後、当社では障がいアスリートを10名まで増やす目標を掲げており、採用を検討していたところ、日体大が多数の障がい者アスリートの育成に力を注いでいることを知りました。

日体大の理念である「スポーツを通じた障がい者との共生社会の実現、隔たりのない全ての人の学びの場」と当社の「一人ひとりの個性を尊重し、能力を発揮できる環境を整え、様々な価値観やアイデアを積極的に取り入れる」というダイバーシティポリシーが一致したことで、今回の協定の話はスムーズにまとまりました。

支援の内容は、活動に必要なウェア、バッグ、タオルなど物品の支給から、職場実習受け入れや卒業生の雇用など多岐にわたります。また日本体育大学の傘下である付属高等支援学校の在校生と卒業生に対する支援も協定に含め、当社と包括的に協働させていただくことになりました。

新しいダイバーシティ推進の姿を実現する

当社グループは、以前より多様な社員がさまざまな意見や価値観を受容し、イノベーションを創出し続けることを目指し、ダイバーシティ推進活動に取り組んでいます。

当社は今後も、人々の一生と日々の生活に寄り添い、人生のあらゆる場面においてハッピーな瞬間とさわやかさをお届けするトータル・ビバレッジ・カンパニーとして、多様性を受け入れた障がい者の活躍を推進してまいります。

【ちょっと豆知識〜デフアスリートとデフリンピック〜】

デフとは聴覚に障がいがある方を指し、アスリートとして活動している方々をデフアスリートと呼びます。そのデフアスリートですが、パラリンピックには参加せず、4年に一度開催されているデフアスリートだけのオリンピック「デフリンピック」に参加しています。その歴史は古く、第1回目の開催は1924年。パラリンピックの原点になったともいわれています。