2020年2月13日、仙台市市民活動サポートセンター市民活動シアターにて、まちの課題解決に興味・関心のある若者を対象としたトークイベント「Sendai Talk Cafe ~若手社会人・学生と考える『楽しい仙台』のつくり方~」が開催されました。
仙台市の主催で開催されたこのイベントに、「楽しい仙台」をつくりたいと願う48名の若者が集まり、軽快なトークによって、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、会場内での飲料の提供や、装飾の資材を提供するなど「仙台若者アワード」を通じてこのイベントを応援しています。
若者たちの交流の場として企画された
今回のイベントは、「仙台に住んでいるけど、街のことを知らない」「まちの課題に関わってみたい」「仙台ではどんな活動が行われているんだろう?」といった、仙台の地域課題解決や社会貢献に興味を持つ若者たちの交流の場として企画されました。地域の課題を把握し解決するための社会貢献活動は、一人でできるものではありません。だからこそ、社会貢献活動などに参加する若者同士が、お互いの活動を知ったり、交流したりすることで、社会的な活動を行う土壌づくりが必要なのです。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、「仙台若者アワード」を通じてこのイベントを応援しています。仙台若者アワードでは、若者が参加する団体による社会課題を解決するための活動を表彰しており、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と仙台市、一般社団法人ワカツクとの協働で、2017年度より実施されています。
講演やパネルトーク、交流会が行われた
イベントは、ゲストであるNPO法人G-net 理事/滋賀大学客員准教授の秋元祥治さんによる講演からスタートしました。「20代に伝えたい50のこと」をテーマに、秋元さんが20年以上に渡り地域活性化に取り組んできた自身の経験を元に「若者だからこそ『できること』」について講演を行いました。
そしてパネルトークでは、ゲストの秋元さんとパネリストが「社会貢献や地域課題解決活動に携わったきっかけ」や「活動を続ける理由」などについて語り、意見交換を行いました。立場も経験も違う若者たちによる、本音トークが展開されました。
最後は、交流タイム。グループ単位で自己紹介シートを発表し合うことで参加者からは「次のアクションにつながった」「自身の活動のヒントを得られた」などの感想も聞かれ、交流を深めることができたようです。
若者たちの活動を支援していきたい
主催した仙台市によれば、社会人の若者の参加が多く、中には仙台出身ではなく仕事で仙台に赴任したことをきっかけに、地域社会への貢献に興味を持った人もいたようです。
仙台市としては、今後も「仙台若者アワード」などの事業と連携し、より多くの参加者を集めて、若者たちの活動を支援したいと考えているとのことです。