コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長: カリン・ドラガン 以下、当社)は、大阪府藤井寺市(市長: 岡田 一樹、以下 藤井寺市)の公立中学校2校(第三中学校: 6月3日設置、藤井寺中学校: 6月28日設置)に熱中症対策として自動販売機を設置しました。
今回の自動販売機設置は、2020年10月27日に当社と藤井寺市が締結した、「包括連携協定」(以下、本協定)(注1)に基づき実施したものです。本協定は相互連携の強化を図り、藤井寺市の地域活性化を推進し市民サービスの向上および魅力あるまちづくりなど、市域の成長・発展を図ることを目的としています。
新型コロナウイルス感染症予防のため、マスクを着用することにより、今まで以上に熱中症への対策が重要視されているなか、保護者や生徒から「特に部活動などを行う生徒にとっては多くの水分の摂取が必要であり、水筒を持参することが負担になっている」という意見があり、市内公立中学校(藤井寺中学校・第三中学校)へ自動販売機を設置する運びとなりました。また、自動販売機を設置するにあたって、生徒自身で利用のルールを決めるなど、自己指導能力の向上にも取り組まれております。
当社は本業を通じて地域が抱える課題を解決するため、共創価値の創造(Creating Shared Value : CSV)に取り組み、藤井寺市とも多岐にわたる分野において連携してまいります。
【藤井寺市長 岡田一樹 様のコメント】
藤井寺市では、令和2年に企業パートナーシップデスクを立ち上げ、多様化する社会課題に対し、企業や大学と公民連携で取り組んでいます。本市は大阪市のベッドタウンとしても知られており、全国でも5番目に小さい市域という特色を活かして、様々な実証実験を行い、「藤井寺モデル」として全国に波及させていくことで、持続可能な社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。令和元年に本市と羽曳野市にまたがる古市古墳群が百舌鳥古墳群とともに大阪初の世界遺産に登録されたこともあり、日本全国、あるいは世界へと発信していけるような市を目指しています。今回、既に包括連携協定を締結させていただいておりますコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社さまと連携させていただき、熱中症対策として、公立中学校への自販機の設置に取り組ませていただきました。熱中症については保護者の方々からも不安の声をいただいており、早急に実現できたことを大変嬉しく感じております。また、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社さまからノウハウを活用して中学校への教育支援を行いたいという申し出をいただき、企業が公立中学校を応援するという新たな取り組みが実現することになりました。未来の社会を担う人材を公民連携で社会・地域全体で育成していければと考えております。
【当社 ベンディング八尾支店 森田支店長のコメント】
藤井寺市さまとは、2020年10月に8分野における包括連携協定を締結しており、今回、生徒のみなさんの熱中症対策として公立中学校2校へ当社自動販売機を設置いただきました。設置にあたり、生徒のみなさんが、自動販売機の利用ルールを自ら考え、主体的に取り組んでおられることに大変感動いたしました。当社は引き続き、熱中症対策のみならず、教育支援策など、藤井寺市さまと協議してまいります。今後も藤井寺市さまと連携し、協力することで市民のみなさまに更なるハッピーな瞬間をお届けできるようなお手伝いをしたいと考えております。
【自動販売機設置概要】
設置日および場所:
6月3日 藤井寺市立第三中学校(所在地:大阪府藤井寺市林1丁目2-1)
6月28日 藤井寺市立藤井寺中学校(所在地:大阪府藤井寺市御舟町2-9)
備考:
各中学校は災害時の避難所としても指定されており、設置した自動販売機は災害発生時に無償で飲料を提供する「災害救援ベンダー」となっています。
藤井寺市立第三中学校
藤井寺市立藤井寺中学校
(注1)ニュースリリース:大阪府藤井寺市と地域活性化を推進する「包括連携協定」を締結
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