ニュースリリース

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座間市と市民のリサイクル率向上・廃棄物減量に向けた実証実験を開始
自動販売機横のリサイクルボックスを撤去、資源分別を集約する拠点として「エコステーション」を設置

2023年08月03日
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:カリン・ドラガン、以下 当社)は、神奈川県座間市とリサイクル率向上・廃棄物減量に向けた実証実験を本日8月3日から実施します。

 

本実証実験は、座間市と締結した「PETボトル水平リサイクル等に関する協定」の一環として協働で実施するものです。座間市入谷西の屋外に設置した当社自動販売機横リサイクルボックス(9台)を撤去し、その替わりに、入谷西地区で使用済みPETボトルをはじめとした資源回収を集約する拠点として、市の清掃行政の拠点である「座間市クリーンセンター」にPETボトル(3分別)、缶、ミックスペーパー(紙類)、布類を分別できるリサイクルボックス「エコステーション」を設置し、自動販売機付近の公衆衛生の状態や、市民の分別行動の変化を検証します。

 

近年、自動販売機横のリサイクルボックスに空容器以外の異物が多く投入されることが課題となっており、自動販売機周辺の公衆衛生に悪影響を及ぼしている場合があります。そこで、リサイクルボックスの撤去により、自動販売機周辺の公衆衛生がどのように変化するかを検証します。同時に、入谷西地区の人流データを基に最適地と割り出した「座間市クリーンセンター」に資源回収を集約する拠点として「エコステーション」を設置します。「エコステーション」は、周辺住民の方々の分別意識向上を狙い、楽しみながらリサイクルできるよう、ゲーム性を持たせた投入口を搭載、また、座間市マスコットキャラクター「ざまりん」を描き、市民の方々に親しみやすいデザインを施しています。この「エコステーション」の設置が、周辺住民の方々のリサイクル率向上、廃棄物減量に対する意識の変化につながるかを検証します。

 

当社と座間市は、本実証実験やPETボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」の実施を通じて、市民・事業者・行政の三者が一体となり、循環型社会形成への貢献を目指してまいります。

 

【実証実験概要】
実施期間:2023年8月3日~2024年3月末(実験の経過次第で延長する場合があります)
対象場所:座間市入谷西
実験内容:コカ・コーラ社自動販売機横リサイクルボックス撤去、「座間市クリーンセンター」における「エコステーション」設置によるリサイクル率および市民の分別行動の変化を測定する実証実験
役割分担:
コカ・コーラ ボトラーズジャパン
•    自動販売機横のリサイクルボックスの撤去
•    人流データを用いた「エコステーション」設置場所の選定
•    エコステーションのデザインやラッピング
•    市民への周知・環境啓発の協力
座間市
•    「エコステーション」に集まった資源物の収集・運搬
•    市民への周知
•    効果検証の実施、結果報告
検証方法:
自動販売機横リサイクルボックス撤去後の、周辺の公衆衛生状態の変化について管理者などへのヒアリングを実施予定(本実験の進捗を含め、座間市ホームページで随時公開します)。

 

 

【エコステーションについて】

 

座間市クリーンセンターに設置したエコステーション

 

設置場所:座間市クリーンセンター(座間市入谷西二丁目52番14号)
設置予定日:2023年8月3日
分別できる資源:PETボトル本体、キャップ、ラベル、缶、ミックスぺーパー、布 
特徴:
•    異物混入を抑制のため、中身を可視化できる設計
•    分別意識向上のため、投入口にフタを設置。排出先を選択するアクションを促す
•    テーマを球技大会とし正しいゴールにシュートを決めるゲーム性、楽しさを醸成しながらリサイクルできるデザイン
•    「ざまりん」や、多彩な色を用いることにより、街のシンボルとなるようにデザイン
 

 

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。