2018年8月1日
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(本社:東京都港区 代表取締役社長:吉松 民雄 以下当社)は、事業活動で最も大切な原材料のひとつである水を大切に使用し、持続可能な水資源の保護を推進しています。
私たちは、かけがえのない「水」を利用してビジネスを行う企業として、製品に使用した量と同等の水を自然界に還元する取り組みを推進しています。製造過程における水使用量の削減(Reduce リデュース)、製造過程で使用する水の再利用(Recycle リサイクル)、地域の水源涵養(Replenish リプレニッシュ)を軸とした活動を展開し、2016年より実質的な水使用量ゼロを実現しています。
当社は2017年に製品に使用した水の自然への還元率(Replenish率※1)は全体で275%となり、100%以上という当初の目標を達成していますが、今後は各工場ごとの還元率100%達成を目指します。
※1 Replenish率=Replenish量(KL)÷生産量(KL)×100
地域の水源涵養(Replenish リプレニッシュ)の具体的な活動として、私たちの各工場の水源域において地域行政や森林組合などと協定を結び、地域のみなさまにご協力をいただきながら水資源保護活動を進めています。
森林保全活動を中心に、草原の保全・再生、涵養能力が高い水田の湛水などにも取り組むとともに、次世代を担う子どもたちを対象とした環境プログラムを定期的に開催し、水資源保護の重要性について理解を深めていただいています。
※2 出典:コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスグループCSVレポート2018より
【環境教育プログラムの様子】
【参考資料】
【水資源保護活動 活動団体】※3
※3 2018年7月現在締結団体
【コカ・コーラシステムの考える水の循環】
私たちが使用する水は、「製造に使用する水」と「製品になる水」の大きく2つに分類されます。「製造に使用する水」は、製造工程において洗浄水や冷却水として使用した後に回収・処理を行い、再度洗浄水・冷却水として循環利用します。その後、適正に処理したうえで自然界に還しています。一方「製品になる水」は、地域のみなさまと協力し、植林、間伐といった森林保全活動などを通じて水源の涵養能力を高め、豊富な地下水を育むことで自然界へ還元しています。
以上
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