失敗を恐れない未来志向のチャレンジが、持続的な成長を生みます。革新にこだわり、変化を楽しむコカ・コーラ ボトラーズジャパンです。そんな私たちがいるマーケットの今、そして私たちのビジネスについてご紹介します。
変化と成長を重ねる清涼飲料マーケット
マーケットは着実に成長
日本の清涼飲料市場は着実に成長しており、その市場規模は29年間で約1.8倍に拡大しています。

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プレミアム化、本物志向の高まり
高品質、ユニークな体験への関心が高まっています。当社も本物志向のニーズに対応した製品展開を加速。例えば、ゼリー仕立ての新食感を味わえる「紅茶花伝 デザート とろけるピーチティー」、上質なコーヒーの味わいと香りをいつでも楽しめるバリスタクオリティの「コスタコーヒー」などを展開しています。
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健康志向の高まり
高まり続ける健康志向には、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品のラインナップを強化。食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする「コカ・コーラ プラス」や、機能性表示食品「やかんの濃麦茶from 爽健美茶」などを展開しています。
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サスティナブルパッケージ
持続可能性に配慮した事業活動に対する期待も、世界規模で高まり続けています。当社では、使用済みPETボトルを回収/再生する「ボトルtoボトル」に取り組み、旗艦製品においては100%リサイクルPETボトル導入を実現。ラベルを剥がす手間をなくしゴミ分別を楽にする「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」も好評です。
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消費者とのデジタルエンゲージメント強化
デジタルは生活に欠かせない重要なツールになりました。私たちはお客さまと直接つながるためのデジタルサービスを数々登場させています。スマートフォンアプリ『Coke ON®』は2023年に5,000万ダウンロードを突破。また、2023年5月には自動販売機で15種類以上のQRコード決済が利用可能となるサービス『QR de決済』もスタート。国内需要への対応はもちろん、訪日観光客とのつながりも強化しています。
絶え間ない進化で価値創造を
私たちは持続的な成長に向けた取り組みを加速させるため、新たな中期経営計画「Vision 2028」を策定しました。
当社は企業理念「Paint it RED! 未来を塗りかえろ。」のもと、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」というミッションを掲げています。中期経営計画の主要施策を着実に実行し、今後も持続可能な成長・企業価値の向上を推進します。
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営業エクセレンス
製品戦略では炭酸、コーヒー、茶系、アルコールといった主要カテゴリーの成長に注力し、トレンドを見極めた製品ポートフォリオを構築。また、コンビニ、スーパー、飲食店、オンラインなど、多様な販売チャネルごとに適切な成長戦略も展開。主要販売チャネルのベンディング(自動販売機)では、変化する人流に合わせた新規設置や品揃えの最適化を図り、AI/ビッグデータの活用でさらなる変革を追求しています。
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サプライチェーンの最適化
高品質のサービスを最小コストで提供するために、次の戦略を推進していきます。
機敏なロジスティクス(サプライチェーンネットワークの最適化)
柔軟な製造体制の構築(生産性向上や高付加価値製品の製造能力向上)
エンドツーエンドのプロセス(地産地消モデル推進による全体最適化)
デジタル技術の活用(SCMのデジタル化)
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バックオフィスおよびIT機能の最適化
ITによる業務プロセスのさらなる標準化、効率化、品質向上、自動化の推進と同時に、経営のあり方や働き方を含めたバリューチェーン全体を変容・進化させるプロジェクトも始動。新しいプラットフォームの構築を進め、データドリブン経営推進と世界レベルのオペレーション実現を目指しています。
私たちの強み
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製品ラインナップ
製品戦略では炭酸、コーヒー、茶系、アルコールといった主要カテゴリーの成長に注力し、トレンドを見極めた製品ポートフォリオを構築。また、コンビニ、スーパー、飲食店、オンラインなど、多様な販売チャネルごとに適切な成長戦略も展開。主要販売チャネルのベンディング(自動販売機)では、変化する人流に合わせた新規設置や品揃えの最適化を図り、AI/ビッグデータの活用でさらなる変革を追求しています。
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幅広い販売チャネル
次の5つを重要な要素とし、サプライチェーンの変革と進化・改善を推し進めています。
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安定供給/生産性向上
ITによる業務プロセスのさらなる標準化、効率化、品質向上、自動化の推進と同時に、経営のあり方や働き方を含めたバリューチェーン全体を変容・進化させるプロジェクトも始動。新しいプラットフォームの構築を進め、データドリブン経営推進と世界レベルのオペレーション実現を目指しています。
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製品供給…需要予測精度の向上、意思決定の迅速化、輸送距離削減を通じたコスト最適化など
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製造…高品質と多品種・小ロットを両立する柔軟な生産体制構築など
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物流…メガDC稼働などを通じ、在庫の最適配置、効率的・安定的な製品供給実現など
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製品の質・安全性
ITによる業務プロセスのさらなる標準化、効率化、品質向上、自動化の推進と同時に、経営のあり方や働き方を含めたバリューチェーン全体を変容・進化させるプロジェクトも始動。新しいプラットフォームの構築を進め、データドリブン経営推進と世界レベルのオペレーション実現を目指しています。
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DX推進
営業支援、ベンディングビジネス変革、SCM変革、ペーパーレス、戦略的調達、製造工程における品質管理・向上、バックオフィス業務の進化、サイバーリスクへの対応など、あらゆる場面・プロセスにテクノロジーを積極的に活用。バリューチェーンをアップデートし続けています。
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地域貢献性
かけがえのない「水」を使用しビジネスを行う企業として、地域の方々と協力しながら水資源保全に努めています。全17工場の周辺流域では水源涵養活動を推進。地域のみなさまと社員がともに、水の大切さと生物多様性の保全について学ぶコカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトや、社会課題の解決やSDGsの達成に向けた若者の取り組みを支援する産学官民連携による地域協働プロジェクトなども実施しています。
独自のバリューチェーン、コカ・コーラ システム
<コカ・コーラ システム>とは、「原液の供給と製品の企画開発や広告などのマーケティング活動を担う、日本コカ・コーラ株式会社」と、「製品の製造・販売を担う、当社をはじめとするボトラー社や関連会社など」で構成される、独自のバリューチェーンのあり方です。
各社の強いパートナーシップのもと、生産の効率化、徹底した消費者志向、市場への迅速な対応、顧客サービスの強化、厳格な品質管理などの全体最適を図り、ビジネスのさらなる成長を目指しています。ボトラー各社は、それぞれの工場で厳重な品質管理のもとに製品を製造し、お取引先店舗や自動販売機を通して、お客さまへ製品をお届けしています。
