法務本部 組織図

法務本部座談会
この座談会では法務本部のエキスパートたちに、彼らが直面する課題や喜び、そして役割の変化について率直に語っていただきます。法務本部の舞台裏に潜む知られざる一面に触れながら、彼らがどのようにして企業の成功に寄与しているのか、深く掘り下げていきます。
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宇佐川 智一
執行役員
最高法務責任者 兼 法務本部長
2014年米国ニューヨーク州弁護士登録。自動車メーカー、広告代理店、コンサルティングファームでの法務部門勤務を経て、2021年5月より現職。
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K.T.
コーポレート・ガバナンス推進部
コーポレートガバナンス推進課課長
国内大手法律事務所、外資系法律事務所のパラリーガルを経て、2022年9月入社。法務本部コーポレートガバナンス部在籍。

ーまずは法務本部のミッションについて教えてください
CCBJIHグループは、「すべてのお客さまから選ばれるパートナーであり続ける」ことをビジョンとして掲げ、すべてのステークホルダーから信頼される誠実な企業であることを目指しています。私たち法務本部は、このような企業であるための強固な基盤を確立する重要な役割を担う部門として、法務本部のMVVを策定しています。
ー経営陣とはどのような関係を築いていますか?
宇佐川
CCBJIHグループは、「すべてのお客さまから選ばれるパートナーであり続ける」ことをビジョンとして掲げ、すべてのステークホルダーから信頼される誠実な企業であることを目指しています。私たち法務本部は、このような企業であるための強固な基盤を確立する重要な役割を担う部門として、法務本部のMVVを策定しています。
ー法務部門の価値向上と法務機能発揮のためにどのようなことを心掛けていますか?
宇佐川
コミュニケーションと信頼関係の構築に尽きます。
皆さん、どのような「かかりつけ医」が良いお医者さんであると感じますか?専門家としての知識や技術はもちろんですが、よく話を聞いてくれて自分にあったアドバイス、治療、薬を提案してくれる「かかりつけ医」が良いお医者さんだと私は思います。企業において法務部門も同じです。ビジネス部門や他のコーポレート部門と普段からよくコミュニケーションをとり、社内で起こっていることやビジネス環境をよく知ることが何より大切です。そうすることにより、各部門の個別の問題にあったアドバイスや解決方法を提案することができます。そうして信頼関係が生まれると、さらに情報が集まりをキャッチすることでき、根本的な問題に気づけ、より大きな問題を未然に防ぐこともできます。
信頼する人から言われることと、そうでない場合とは説得力に雲泥の差があることは言うまでもありません。

K.T.
コーポレート・ガバナンス推進部は取締役会事務局としての業務が半分近くを占めており、経営戦略本部との連携において、法的な観点からの指摘や気づきを重視しています。また、監査等委員会事務局やIR、ファイナンスとも緊密な連携が不可欠で、信頼関係を築くために、他部門との直接コミュニケーションを大切にしています。Legalだけでなく、割と密に頻繁に他部署の人達と関わる機会があり、他部署の業務やカルチャーを垣間見る機会があることは、Legalが他部署にとって日常的に心地よい問い合わせ先(宇佐川さんの言葉を借りて言えば「かかりつけ医」)となるためにとても役立っているように思います。ただ正しい法律を押し付けるのではなく、適法かつ相談者の求める結果に導くアドバイスを心掛けたいと思っています。

ー法務本部の各部署間では、どのようにして情報共有やコミュニケーションを図っていますか?
宇佐川
法務本部全体で色々なレベルと切り口でコミュニケーションの促進を図っています。
「つなぐ会」では2か月一度、1時間ほど法務本部の全メンバーがオンラインで集まり、様々なトピックで雑談を行います。雑談は、会社の実態を知り、お互いをよく知る絶好の機会という面があります。意図的に適度な「雑談」を心がけることが重要だという意識で続けています。
また、ゲストスピーカーを招いて、他部門や自部門の他のメンバーの業務を学ぼうという「まなぶ会」も行っております。
今年度からは、この二つを組み合わせた法務全体のBig Meetingを半年に一度実施することにしておりまして、法務全体のコミュニケーションの活発化を図っています。

ー入社前と入社後で何かイメージが変わったことはありますか?
K.T.
私の場合、外資系法律事務所からの転職でしたので、グローバルブランドで、経営者の国籍が多様である当社に魅力を感じました。また、女性活躍社会の推進にも注力しており、自分の専門知識や経験を企業でどのように活かせるかに好奇心を抱きました。

ーここからはキャリア採用について聞いていきたいと思います。
皆さん中途で入社されていますが、CCBJIを選んだ理由を教えてください。
T.H.
想像していた通りプロフェッショナルな方たちが揃っている環境なので、日々勉強になります。いい意味で想定していた仕事の範囲より広範囲の業務を担当させていただいており、前職の経験を越えて新たに学ぶこともとても多いですね。
