コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは、女性社員の活躍を後押しする制度、環境づくりを行っています。
例えば、男性比率が高い環境で活躍されている社員、子育てにも全力で働く時間を調整し業務する社員、が性別の壁にとらわれずそれぞれの強み、特性を生かして活躍しています。
女性リーダー育成プログラム
多様性の一つである女性社員の活躍を推進し、会社の成長に向けた強力なエンジンとなるための育成機会を提供しています。同時に、女性社員の活躍を後押しする最大の支援者・スポンサーとなる上司にも、研修を提供しています。
AccelerateHER (女性課長層向け研修)

女性部門長候補者の育成を目的とした課長層向けのプログラムです。さまざまな部門から選ばれた課長層の社員が参加し、リーダーとして必要なマインドとスキルを体系的に学びます。このプログラムでは、セルフブランディングの構築や判断軸の醸成、フィードバック力の強化を通じ、多様な価値観を持つメンバーを効果的にマネジメントできるリーダーシップを磨きます。さらに、研修期間中に課長同士のネットワーク構築を促進し、女性リーダーが孤立することなく、いつでも相談できる支援のプラットフォームも提供。これにより、リーダーとしての自信を深めるとともに、実践的なスキルを身に付ける環境を整えています。
Female Next Leaders Program(女性一般社員向け研修)

女性課長候補者の育成を目的とした一般社員向けのプログラムです。さまざまな部門から選ばれた社員が参加し、リーダーとして「ありたい自分」の軸を見つけ、方向性を確立することを目指します。約半年間の研修を通じて、自分の強みを再認識し、それを活かしたリーダーシップスタイルを見出すとともに、次のステップへ向けた行動計画を策定。研修の最後には、課長や部門長への宣言を行い、周囲からのキャリア支援を受けられる仕組みを構築しています。さらに、女性社員の上司向けにも研修を実施し、女性の昇進を後押しするインクルーシブな職場環境づくりを推進しています。
国際女性デー
3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)です。 国際女性デーはこれまでの前進を振り返り、変革を呼びかけ、国や社会の歴史上すばらしい役割を果たした女性たちの勇気と決断を称える日です。
当社では、この日に合わせて女性活躍を推進する取り組みを続けています。
社内イベントを開催

国際女性デーを記念し、「建設産業女性定着支援ネットワーク」幹事長の須田久美子氏をスピーカーとしてお招きし、社内イベント「社外パネリストと共にコカ・コーラ ボトラーズジャパンの女性活躍推進について考える」をオンラインにて開催しました。
イベントには、社員282人が参加し、パネルディスカッションでは「なぜ女性活躍が組織や産業にとって重要なのか」について活発な議論が行われました。
産休・育休・時短勤務
当社では産休・育休・時短勤務の制度を充実させ、ライフイベントを加味して活躍できる環境づくりに取り組んでいます。最長1年間の休暇取得が可能で、十分な期間を経て職務復帰できます。また、復帰後も時短勤務を活用することで、仕事と育児の両立させている社員も多数在籍しています。
育休取得後、時短勤務で復帰した社員の声

復職後は、9時から16時30分の時短勤務をしていました。最初は仕事とプライベートどちらも100:100でやることを目指していましたが、続けていくうちに体力や精神的なものも含め、そこまでの力は残っていないと痛感しました。両立するためには自分の中でポイントを決めて肩の力を抜く必要があったのです。
ただ、そう思っても初めは葛藤がありました。
特に管理職になった後は、自分だけでなくメンバーにも影響するのではないかと思い、苦しかったです。自分のプライベートのことで、皆を巻き込んでいるようで申し訳ない気持ちでした。仕事と育児との両立で私と同じような気持ちになる方は、性別問わず多いかもしれません。
そういったとき、「助けて」と周りに伝えることは悪いことではありません。周りが必ず手を差し伸べてくれるので、私がチームメンバーにしたように、声にだすことも大切だと思います。