Interviews社員インタビュー

後続作業に影響を及ぼさないために
システムの活用と、入念な確認作業を

私は、埼玉工場の自動倉庫システムで、製品の出荷に携わる業務を担当しています。業務の中でも特に「在庫引当」と「ピッキング指示」は、他の仕事への影響が大きいこともあり、注意しながら進めています。
「在庫引当」とは、製品の出荷指示（受注）を受けた段階で、発注者に出荷するために必要な製品を倉庫在庫から事前に確保し、集荷場所にその製品を準備する業務のことです。「在庫引当」を行わないと、どの製品を、どのロットで、どこからピッキング（積込）して出荷すればいいのかわからなくなるため、後続作業に遅延や出荷ミスといったマイナス影響を及ぼします。この作業は自動倉庫管理システムの中でも肝となる機能であり、スムーズな出荷オペレーションのカギを握っています。そしてもう一つの「ピッキング指示」は、少量の出荷製品を出荷先ごとにリスト化したピッキングデータを、作業担当者へ共有する業務です。機械ではなく人が手作業で行うため、誤出荷を起こさないように入念な確認作業が求められます。出荷オペレーションにおいてもさまざまな面でシステム化が進んでいますが、最終的にシステムを操作するのは私たち人間です。後続作業を遅延なく進行させるために、操作の正確性とオペレーションに間違いがないかの確認を常に心掛けています。

最大規模の自動物流倉庫建設
物流の最適化を推進

現在は出荷オペレーションに加え、「埼玉メガDC（ディストリビューションセンター）」という大型プロジェクトで、現場の円滑なオペレーションを実現するというミッションを担っています。埼玉工場に隣接して建設が進められている「埼玉メガDC」は、国内最大規模の製品出荷能力を備えた物流拠点として、2021年2月に本稼働する予定です。物流の最適化を目指し、大規模なサプライチェーンネットワークの改革を推進している当社の象徴的な取り組みの一つとなっています。私は、この「埼玉メガDC」で予定されている最新の物流管理システム「EWM（Extended Warehouse Management）＝拡張倉庫管理」の導入に先駆けて稼働している自動倉庫システムへの導入・運用に携わっています。

自社開発の「EWM」導入
課題を解決して安定稼働を実現

自社開発した物流管理システム「EWM」の導入は、入出荷、在庫等の管理機能が拡張され、より高度化・効率化した倉庫運営を可能にします。リリース時には課題が多く苦労しましたが、システム担当者と私たち現場のオペレーターが一丸となって解決に取り組みました。安定稼働につながったときは、安堵感と同時に達成感を味わいました。まもなく本稼働する「埼玉メガDC」でも、導入後の安定稼働に至るまでにはさまざまな困難があると思いますが、仲間と協力して乗り越えてきたいと思っています。

大好きな「コカ･コーラ」をお届けし
お客さまに笑顔を提供する

入社した理由の一つが、『「コカ･コーラ」が大好きだから』ということでした。だからこそ、大好きな製品である「コカ･コーラ」やその他さまざまな製品を出荷し、お客さまの元へお届けすることができる、そして最終的にお客さまに笑顔を提供できる、その一翼を担っていることが一番のやりがいです。また、物流に関する知見はありませんでしたが、日々、新しいことを覚えていくこと自体が楽しく、充実した毎日を送っています。もちろん仕事でトラブルが発生することもあります。ただ、そんな時にも、周りにはたくさんの仲間がいますし、仲間と協力してトラブルを解決に導いた時には、確かなやりがいを感じます。

「埼玉メガDC」「EWM」のスペシャリストを目指す

いよいよ2021年2月に「埼玉メガDC」が本稼働する予定です。私は、新たに加わるメンバーに対して、新システムのトレーニングを行うなど大きな役割を担っています。これから自分たちが「埼玉メガDC」を動かしていくことに責任を感じると同時に、ワクワクしています。この挑戦できる機会に、物流に関する知見をさらに深めながら、「埼玉メガDC」、そして「EWM」のスペシャリストになることを目指して、今後も努力していきたいと思っています。