基幹システム
「Coke One」を活用し
高品質な物流
オペレーションを
職種と仕事
コカ・コーラ ボトラーズジャパンを支える、
Commercial(営業・企画)、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、コーポレート(財務、IT、人事・総務、FINANCE、LEGAL)の仕事について。
SCMサプライ・チェーン・マネジメント
バリューチェーン全体の強化を目的に、サプライチェーン戦略の立案と推進を担い、安全・安心で高品質な製品を製造し、低コストでお客さまに製品を届けるために、効率的な供給体制の構築を実現する。
製品製造
日本コカ・コーラから原液を調達し、各工場で厳格な品質管理のもと安全・安心で高品質な製品を製造します。
物流
各工場で製造された製品を販売拠点へ輸送・保管し、お取引先へ輸送するための物流戦略の立案、推進を行います。
COMMERCIAL営業・企画
幅広い年齢層と多様な飲料機会に対応した製品やサービスをお届けするため、販売施策を企画・実行し、売上・利益・市場シェアの最大化を図る。
リテール・フードサービスチャネル
特に、ノンアルコールカクテルを「モクテル」として展開し、新たな需要の獲得に努めています。また、売店等では、レギュラーコーヒー機器や卓上クーラーなどの販売機器を活用することで、取引店舗の増加に努めています。さらに、インターネット通販に対するお客さまのニーズの高まりを受け、インターネット通販店への営業活動にも注力しています。
ベンディングチャネル
また、新規設置における優良ロケーションの獲得に向け、ポテンシャルの高い屋内ロケーションへの積極展開を行うなど、収益性を見極めた活動に注力しています。さらに、2016年に開始したスマートフォンアプリ「Coke ON」では、ITを活用した新たな価値の提供に取り組んでいます。
チェーンストアチャネル
また、店舗の業態・特性に応じ、適切な製品(ブランド・容量・パッケージ)を最適な卸売価格で販売するなど、きめ細かい営業活動を行うことで、利益を伴う売上高の増加を図っています。一方、コンビニエンスストアでは、新製品の投入やお得意さまとの共同プロモーションの展開などにより、売上げ増加に取り組んでいます。
企画・マーケティング
営業に係る方針および戦略の立案、ならびに営業全体の業績管理を行っています。当社の競争優位性の確立と業績拡大のために、営業現場を支えています。
CORPORATE管理部門
各分野のスペシャリストとして経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)、を成長のために活用し、会社機能の維持・向上を図る。
財務
各部署が抱える課題に対して、データ分析やファイナンシャルモデリングの手法を駆使して、財務の観点からソリューションを提供しています。また、企業の長期的成長を実現させるための財務戦略を策定し、経営の意思決定を支援しています。
IT(ビジネスシステム)
お客さまに新しい価値をもった「製品・サービス」を提供するため、ビジネスプロセス、情報システムおよびその利用環境を構築・定着させるとともに、ビジネス改革、DX(Digital Transformation)をリードしていきます。
人事・総務
社員一人ひとりが、それぞれの能力を最大に発揮できるような企画や制度を策定します。
人財育成により社員と企業力の向上を図り、また、社員の「働きがい」のある職場環境づくりに取り組んでいます。
Our Mission
コカ·コーラ ボトラーズジャパンのファイナンス部門では、企業価値向上や経営課題解決に向けて戦略的に考えられる人材を求めております。
代表取締役副社長 最高財務責任者 兼 財務本部長
ビヨン・イヴァル・ウルゲネス
経営統合や業界の変革が進む中で、ファイナンス部門が果たす役割はますます重要になっており、企業全体のビジョンや方向性をしっかりと把握しながら、現場の課題に目を向け、その核心にファイナンスの視点からアプローチし、独自のソリューションやアイデアを提案することが我々の使命です。
私たちを取り巻くビジネス環境は絶えず変化しており、その中で固定的な思考や既存の方法にとらわれず、新しい情報やトレンドを敏感に捉え、それを事業戦略や改革に繋げる能力が不可欠です。
また、部門間の連携を強化し、他の部門と協力して具体的な提案や施策の実行に取り組む姿勢も重要です。
数字だけでなく、事業の核心を深く理解し、ビジネスの現場から経営層までの様々なニーズに応えられる多面的なスキルを持った人材を私たちは強く求めています。
当社ファイナンス部門の一員として、組織の成長とあなた自身のプロフェッショナルとしての成長を同時に実現する絶好の機会を提供いたします。
一緒に新しい時代のファイナンスの先頭を走り、事業の成功を共に築き上げていきましょう。
Insights on
戦略企画課シニアファイナンスアナリスト
Tomoyo K.
ファイナンシャルレポーティング
/リサーチ課 ジュニアファイナンシャルアナリスト
Risa M.
法務本部
CCBJI法務本部は、卓越した専門知識と経験豊富な法律専門家たちがチームを形成しています。本特集では、CCBJI法務本部の日常的な業務内容、取り組む法的課題、企業内他部署との連携など、その内部に迫ります。
法務本部座談会
この座談会では法務本部のエキスパートたちに、彼らが直面する課題や喜び、そして役割の変化について率直に語っていただきます。法務本部の舞台裏に潜む知られざる一面に触れながら、彼らがどのようにして企業の成功に寄与しているのか、深く掘り下げていきます。
宇佐川 智一
執行役員
最高法務責任者 兼 法務本部長
2014年米国ニューヨーク州弁護士登録。
自動車メーカー、広告代理店、コンサルティングファームでの法務部門勤務を経て、2021年5月より現職。
人見 友美
法務統括部
コーポレート法務部部長
2000年弁護士登録(52期)。準大手法律事務所、不動産デベロッパー、メーカー法務部門勤務を経て、2023年2月入社。
高橋 恵子
コーポレート・ガバナンス推進部
コーポレートガバナンス推進課課長
国内大手法律事務所、外資系法律事務所のパラリーガルを経て、2022年9月入社。法務本部コーポレートガバナンス部在籍。
佐々木 有
法務統括部コーポレート法務部
シニアマネージャー
法務本部法務統括部コーポレート法務部シニアマネージャー
不動産運用、ITサービス、鉄鋼メーカーの法務部門等を経て、2020年7月入社。
ーまずは法務本部のミッションについて教えてください
CCBJIHグループは、「すべてのお客さまから選ばれるパートナーであり続ける」ことをビジョンとして掲げ、すべてのステークホルダーから信頼される誠実な企業であることを目指しています。私たち法務本部は、このような企業であるための強固な基盤を確立する重要な役割を担う部門として、法務本部のMVVを策定しています。
ー経営陣とはどのような関係を築いていますか?
宇佐川さん
当社では、法務は経営の重要な機能の一部として認識され、法務本部長はExecutive Leadership Team、いわゆる経営会議メンバーの一員として経営に参画しています。また、法務統括部の各部長は、担当ファンクションの本部長およびリーダーシップチームのかかりつけ医・General Counselとして経営陣と密にコミュニケーションをとりながらその一員として活動しています。
ー法務部門の価値向上と法務機能発揮のためにどのようなことを心掛けていますか?
宇佐川さん
コミュニケーションと信頼関係の構築に尽きます。
皆さん、どのような「かかりつけ医」が良いお医者さんであると感じますか?専門家としての知識や技術はもちろんですが、よく話を聞いてくれて自分にあったアドバイス、治療、薬を提案してくれる「かかりつけ医」が良いお医者さんだと私は思います。企業において法務部門も同じです。ビジネス部門や他のコーポレート部門と普段からよくコミュニケーションをとり、社内で起こっていることやビジネス環境をよく知ることが何より大切です。そうすることにより、各部門の個別の問題にあったアドバイスや解決方法を提案することができます。そうして信頼関係が生まれると、さらに情報が集まりをキャッチすることでき、根本的な問題に気づけ、より大きな問題を未然に防ぐこともできます。
信頼する人から言われることと、そうでない場合とは説得力に雲泥の差があることは言うまでもありません。
ービジネスパートナーとして、各部門のメンバーとどのように関わっているか教えてください。
人見さん
クライアント部門の皆さんにわかりやすい回答を心がけて法務相談を身近に感じていただくようにすることはもちろんのこと、メールのやり取りにとどまらず、ミーティングなどで積極的にコミュニケーションを取りながら案件を進めるように心掛けています。例えば、クライアント部門の皆さんが認識している課題と実際に法的に解決しなければならない課題が一致しないこともありますので、そのようなときは、理解を深めていただくためにも、ミーティングなどを通じてコミュニケーションをしっかりとっていくことが重要になります。また、クライアント部門の月例会議にも参加させていただいているのですが、現場で抱えている課題をリアルタイムで把握できるというだけでなく、関係を構築する上でも非常に役立っています。
高橋さん
CG推進部は取締役会事務局としての業務が半分近くを占めており、経営戦略本部との連携において、法的な観点からの指摘や気づきを重視しています。また、監査等委員会事務局やIR、ファイナンスとも緊密な連携が不可欠で、信頼関係を築くために、他部門との直接コミュニケーションを大切にしています。Legalだけでなく、割と密に頻繁に他部署の人達と関わる機会があり、他部署の業務やカルチャーを垣間見る機会があることは、Legalが他部署にとって日常的に心地よい問い合わせ先(宇佐川さんの言葉を借りて言えば「かかりつけ医」)となるためにとても役立っているように思います。ただ正しい法律を押し付けるのではなく、適法かつ相談者の求める結果に導くアドバイスを心掛けたいと思っています。
ー法務本部の各部署間では、どのようにして情報共有やコミュニケーションを図っていますか?
宇佐川さん
法務本部全体で色々なレベルと切り口でコミュニケーションの促進を図っています。
「つなぐ会」では2か月一度、1時間ほど法務本部の全メンバーがオンラインで集まり、様々なトピックで雑談を行います。雑談は、会社の実態を知り、お互いをよく知る絶好の機会という面があります。意図的に適度な「雑談」を心がけることが重要だという意識で続けています。
また、ゲストスピーカーを招いて、他部門や自部門の他のメンバーの業務を学ぼうという「まなぶ会」も行っております。
今年度からは、この二つを組み合わせた法務全体のBig Meetingを半年に一度実施することにしておりまして、法務全体のコミュニケーションの活発化を図っています。
高橋さん
コミュニケーション促進のためのこうした機会はとても貴重ですよね。
それ以外にも、1か月~2か月に一度行われる勉強会では、講師を決めて法律的なホットトピックについて勉強することで、自分たちの専門性を高める機会もあります。
ー現在の法務部での働き方について教えてください。
佐々木さん
私が入社したのはコロナ渦の真っ只中でしたので、入社時からリモート勤務が基本でした。しかしその中でも、他の法務メンバーからはWEB会議等で頻繁に情報共有をしていただいていたので、疎外感を感じることはなかったです。なお、今年の4月以降は、法務部門も原則週1回、オフィスに出社することになっているので、以前より他の法務メンバーと対面で会う機会は増えています。
ー入社前と入社後で何かイメージが変わったことはありますか?
高橋さん
私の場合、外資系法律事務所からの転職でしたので、グローバルブランドで、経営者の国籍が多様である当社に魅力を感じました。また、女性活躍社会の推進にも注力しており、自分の専門知識や経験を企業でどのように活かせるかに好奇心を抱きました。
佐々木さん
私が入社したのはコカ・コーラ ボトラーズジャパンに統合されてから2年が経過した時期でしたので、まだまだ会社の変革時期でした。変革期だからこそ経験できることがたくさんあるのではないかと思い入社いたしました。
人見さん
私は、宇佐川さんが示してくれた法務部のビジョンに共感したことが入社の決め手の一つでした。法務が独自のビジョンや明確な目標を持っていることは当社の強みの一つだと思います。加えて、当社が世界的なブランドを持ち、コンプライアンスに敏感な企業であることも魅力的でした。リーディングカンパニーとして業界をリードする企業に参画したいという想いがありました。
ーここからはキャリア採用について聞いていきたいと思います。
皆さん中途で入社されていますが、CCBJIを選んだ理由を教えてください。
高橋さん
想像していた通りプロフェッショナルな方たちが揃っている環境なので、日々勉強になります。いい意味で想定していた仕事の範囲より広範囲の業務を担当させていただいており、前職の経験を越えて新たに学ぶこともとても多いですね。
人見さん
そうですね、専門性が高い方たちが集まっていますので、法務として働く上で本当に恵まれた環境だと思います。入社前に感じていたポジティブな雰囲気もそのままで、風通しがよく、互いに気軽に相談しあえることはとてもすばらしいと感じています。
佐々木さん
業務面でいうと、他部門からも法務としての意見を求められる機会が非常に多いと感じています。そのような中で、単に法律的な意見を述べるだけではなく、ビジネス的な観点を踏めて合理的な見解を出すことが求められるのは、非常に刺激を受けながら成長できる環境だと思います。